一番好きな俳優は誰ですか?と聞かれたら....
迷いなく答えられる、
ポール・ウィンフィールドですと。
え?デーモン・ウェイアンズじゃないんですか?と聞く方もいらっしゃるでしょう... もちろん一番好きな好きなコメディアンは?と聞かれたら、デーモン爺さんの名前を出すと思います。でも俳優は?と聞かれたら、断然にポール・ウィンフィールドです!!
「サウンダー」という映画でオスカーの主演男優賞にノミネートしているのですが、その映画で心の底から彼の演技に号泣したからです。「サウンダー」という映画が、映画は内容もだけど演技を見るのも楽しい事なんだなって気づかせてくれた作品です。映画人生を変えてくれました。あの映画を見て以来、ポール・ウィンフィールド作品にどれだけのお金を落としてきたか... その分だけの感動を与えてくれたので、お金なんて... 夫のお金だし(笑)
と、前置きがかなり長くなってしまいましたが、そのポール・ウィンフィールドが出演している作品です。
これが、またいいんだ〜〜〜!作品的には、インディペンデンスという事でチープ感があるのですが、ウィンフィールドとメアリー・アリスが一度出ると、雰囲気は一転します。重い内容なんだけど、ちょこちょこっとコメディの要素もあり面白いです。銀行で怒り出し、後でデモしてるのがコメディアンのジョージ・ウォレス。ラスベガス等でも活躍するベテラン。彼が本当に面白い。インディペンデンスなんだけど、俳優が豪華でしたね。ポール・ウィンフィールドとメアリー・アリスはベテラン中のベテランだし、ジョージ・ウォレス、サーナ・レイサン、「ラッシュ・アワー」のハン役の人等... メアリー・アリスが、これまた完璧じゃない母親をやらせると上手過ぎ!でも基本いい人だから、最後は泣かせてくれます。サーナ・レイサンはちょっとテンション低いかな?この映画自体にあまり乗る気じゃない感じが出ちゃってました。「ラッシュ・アワー」のハン役の人は、マイという役の夫なんだけど、何だかコミカルな役をさせられてました。キョトンとした顔が面白い。で、主役の人は誰?って感じでしたが、今回は主演・脚本・監督・製作とすべたやった人物です。初めてにしては、面白い作品だったと思います。
でも、やっぱりポール・ウィンフィールドなんだな!彼のお墓参りをするのが、当面の私の夢。私の宝物は、彼が送ってくれたサインポートレート。病気を患っていたのを知らずに書いたのだけど、震える手で書いてくれたサインです。
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(4点/5点満点中:DVDにて鑑賞)