スタンダップコメディを題材にしたお気楽なコメディ映画だと思ってたんですよねー。
全然。
かなりダークなドラマです。元々スタンダップコメディが好きなせいもあるのかもしれないけれど、かなり面白い内容でした。今御贔屓のジャスパー・レッド君と重なる部分は殆ど無いんだけど、あるような気がして.... でも確かに、そのジャスパーを見ている限りでも、こんな風に若いコメディアン達がお互いに助け合っている雰囲気は、かなり伝わってくるので、涙無しには見られないというか... これまたさ、ガイ・トリーがいいんだよね。「アメリカンヒストリーX」でもかなりいい演技を見せていたけれど、今回のスタンダップコメディアン役はそのまんまだし。これまた名演が楽しみなアンソニー・アンダーソンが出演しているのもあって...と思ったから、彼はあんまり出てこなかった。それがちょっと不満。DVDのジャケットからすると、主演の1人だと思った位だし。
青田買い趣味&ハゲ頭を崇める会の私としては、ボー・クラークを演じたトッド・ウィリアムスに唾つけました。素敵です。ちょっぴりDMX似ですが、DMXより素敵です。唯一のコメディアンヌを演じた人も素敵でしたわ。この手のDVDオンリー発売とかでの鑑賞の楽しみは知らないこれからの人を見れる事ですかね?今回監督に初挑戦したラス・パーも楽しみです。っていうか、このテーマは私も映画を万一作るなら作ってみたいと思っていたネタ。羨ましいぜ。
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(4.5点/5点満点中:DVDにて鑑賞)