暑いですね。なので夏!らしい映画を...
これね、好きなんですよ。いつも途中からなので最初から凝視して見ましたわ。
「ストレート・アウト・オブ・ブルックリン」で衝撃的に監督デビューを果たしたマティ・リッチの2作目です。この頃に出てきた監督の中では一番好きなんですけど、スパイク・リーと喧嘩というか...揉めて、この映画以来映画を作ってないんですよね。という訳で、実はスパイク・リーを少し憎んでます。ま、今映画を作ってない理由は直接スパイクとは関係ないかもしれないですけどね。残念な事です。
「おもいでの夏」を思わせる内容と雰囲気。時代設定が違うのと、主人公がもっと複雑なので内容はこちらの方が少し濃い気がする。「おもいでの夏」でも当時の映画を見に行くシーンとかありましたが、こちらは見にはいきませんがビルボードが何回も登場してました。その映画が「The Bingo Long Traveling All-Stars & Motor Kings」。
主人公を演じたラレンズ・テイトが、びっくりする位にティーンなんですね。この人ももっと評価されてもいいと思うんですけどね。
この映画の時代背景頃に同じように青春映画「Cooley High」の主人公だったグリン・ターマンがこちらでは、叔父さん役で登場です。彼が「Cooley High」で演じたプリーチは青春の宝ですよ。でも今回は嫌な人なんだな。で、この映画の時代背景よりもちょっと後にエイリアンをやっていたジョー・モートンが主人公のパパ。ジョー・モートンとグリン・ターマンがテニス場で喧嘩をするのが面白すぎます。ターマンが「気合!気合!」を繰り返すんですね。とか、色々と面白シーンも満載だし、テイトとジェイダ・ピンケットの海のシーンとかは綺麗で、美しい映像も満載。AJジョンソンとテイトの自転車シーンには、胸躍る。青春映画を見つくした私でも大満足の良く出来た青春映画なんですけどね... やっぱり夏は、海と青春、アホな男友達に、ニキビに年上の女、そしてちょっとエロ...
やっぱりもっともっとマティ・リッチの作品見たい〜〜〜!!
感想はこちら。
(4.5点/5点満点中:DVDにて鑑賞)