Friday Night Lights / プライド 栄光への絆 (2004) 27本目
どちらかと言うか...断然に上の野球よりもフットボール派です。
Allcinemaさんでの皆さんの感想が結構辛辣なんですねー。この映画、その誰かも書いてますが、アメリカでは話題になってました。今は、テレビシリーズも始まって、そこそこの人気があるみたいです。
私、ボロボロに泣いてしまいました。夜中に声出して嗚咽です。これって、あそこだけの話じゃないんですよね。こういう地域はアメリカかを探せばどこにでもある。南部だけじゃないと思う。無茶苦茶感動していたので、フットボールおたくのうちの夫と書いて、オッサンに映画を見てたっけ?と聞いたら「テキサスの話なんか見るか!」(なぜか超テキサス嫌い...笑)と言われ、でも続けて「そういう映画見なくても、自分で経験した事だからね」と言ってました(つーか、タイトルしか言ってないのに映画の事よく知ってるじゃん)。うちのオッサンも高校フットボールで活躍して、将来はプロで活躍したかった人。自分がかなりオーバーラップしちゃうんでしょうね。しかも、その夫が在籍していた当時はいい選手が揃っていて、スター選手も居た。未だに地元の新聞が、その当時のフットボールチームについて書いてあるのを見つけて、ビックリした事もある。今でもフットボール体のオッサンは、どこに行っても選手と間違えられてしまう。NFLのチームのジャージを着ていた時には、サインを求められた事もある。一般のオッサンなのに、サイン貰ってもガッカリかと... うちの夫は、この映画でいう所のブービーみたいなスター選手ではなく、どちらかと言うとアイボリーみたいな感じだったと思うのですが、彼の高校でのブービーみたいな人とかの話を聞いて、ちょっと胸が詰まる思いでした。
ま、でもこの手の話は、フットボールに限らずある話ですよね。ドン・チードルが主役のバスケット映画「リバウンド」(マーティン・ローレンスのとは別)っていう映画でもそうだった。上の野球でも、ジョシュ・ギブソンもその1人かもしれないし。
話が映画からずれました。
監督が「Great White Hype」でデーモン・ウェイアンズに負けた男ピーター・バーグです。いつも同じ紹介でごめんなさい。その彼の印象が強いんですよね。後は「コーキー・ロマーノ」のお兄ちゃん。後は「コラテラル」にもちょこっと出てましたか?そのピーター・バーグが、元々の原作者と従兄弟っていうから、奇遇ですね。映像が凄く寂れた町の雰囲気とか出ていていいんですが、カメラがチョコチョコ動くのが好きじゃないかな...
ブービーと叔父さんの関係が泣けました。DVDのボーナス映像では、実際のブービーやらこの叔父さんとか沢山出ているのがあるのですが、それも必見です。この叔父さんの名前、L.V.っていうんですが、そういえば前にクーリオと一緒にやっていたL.V.っていますよね。大柄の。叔父さんの体格もL.V,並でしたわ。
私は、この手の「才能があるのに...」系の映画に弱い事が、この映画と上の映画でよーく分かりました。私の泣き所。感想はこちら。
(4.75点/5点満点中:DVDにて鑑賞)