たまにはね、名作も読まないと...と言うのも見たいなーという映画(そのまんまの「華麗なるギャツビー」ではないよ)があるんだけど、その映画を見る前にどーしても読んでみたいと思った。というか、もうすっかりその映画の事も忘れかけてたけど。昨日書いた「聖書学」では、「十戒」を子守唄に寝てましたが、毎回真面目にちゃんと授業を受けていて意外に好きだったのが「アメリカ文学」。でも、卒業から10年経った今、この「グレート・ギャツビー」の「緑のあかり」とは何だったんだろう??と、その謎をやたらと思い出す事も多くなってきた今日この頃。授業は真面目に出たけれど、習った作品殆ど読まなかった。もちろん読みたいという興味は持っていたけれど。「グレート・ギャツビー」も読んでなかったので、10年経った今リベンジ。
「ジャズエイジ」のこの時代、しかもニューヨークが舞台という事で、この前読んだ猿谷要氏の「物語ニューヨーク」を思い出した。読んでるうちに、「ああ、こんな感じだったんだろうなー」と思いました。主人公のニックもギャツビーも中西部出身で、今はニューヨーク。何となく2人共にニューヨークへのコンプレックスを感じるような気がした。今も昔もニューヨークは憧れで、色んな人が夢を抱いてやってくる場所なんでしょうね。ギャツビーは夢を叶えるが、無残にも...ですね。そのギャツビーを翻弄したデイジーは名前の通りの一級品。
その「アメリカ文学」の教科書に載っているフィッツジェラルドは、映画でギャツビーを演じたロバート・レッドフォードに何となく似ていたので、物凄くカッコいい印象なんですが、他の写真を見るとそうでもない。インターネットで初めてゼルダの写真を見た時には、騙された気がした。
と、10年後のリベンジは良かったんだか、悪かったんだか... 若い時にもっと名作読んでおけば良かったなーと思ったけれど、10年前にはもっと軽くしか理解出来なかったかもしれない。今が深いか...と言ったら、これまた... やっぱり若いうちに沢山読んでおいた方がいいに決まってる。
で、「緑のあかり」は何だったんだ?って??それは、読めば分かる。あの人の事でしょうね...