Cast >> Jascha Washington (Jerome), Kel Mitchell (Ray), Michael Beach (Senior), Brett Kelly (Rodney), Micah Williams (Nathan), Michael Adamthwaite (Dalton) ...
Director >> David Nelson
Writer >> Keith Mitchell, Allie Dvorin
Producer >> David Bixler ...
総合ポイント >> 3.25/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
Michael Jordan's magic
ジェローム(ジャスカ・ワシントン)は、父(マイケル・ビーチ)のようにストリートバスケで有名になりたいと思っていた。父も優勝し記念碑に名前が刻んであるストリートバスケの大会が近づいていた。その前に偶然に家の近くの電柱に靴が掛かっているのを見つけ、家に持ち帰って見ると、靴には「MJ」と書いてあった。次の日、その靴のパワーを知ったジェロームは...
タイトルに名前が使われているマイケル・ジョーダン。しかもバウ・ワウが主演だった前作に続いて2作目となる。バウ・ワウ世代までは、もしかしたらマイケル・ジョーダンのプレーをリアルタイムで見ていると思うが、この映画の主演のジャスカ・ワシントン位になると、ジョーダンのプレーをリアルタイムで見てないのかもな...と思った。それでも、子供達向けの映画でタイトルにまでなるジョーダン。今日も私は、Nikeのジャンプマンの靴を爺さんにパパに息子の3世代で履いている親子を見かけた。もはやジョーダンの姿は、アイコンやブランドと言ったものともまた違う、凄い像になったんだろうなーと思う。
とは言え、タイトルに使われている程なのに、今回もマイケル・ジョーダンの姿は無し。前作のようにNBAスターが勢ぞろいという訳でもなく、今回はクライド・ドレクスラーがいつもの笑顔で出演していてくれた事が唯一の華やかな場面。靴だけが前作と同じでストリートバスケットを中心に話が進む... 正直、映画の内容もバスケットの内容もスケールダウン。主役のジャスカ・ワシントンは主役らしい魅力だったが、内容が内容だけに彼を完璧に救う事は出来なかった。助演のケル・ミッチェルや、主役の友人の2人も楽しさを加えてはくれたが、やはり内容に勝てる程ではなかった。
さすがのバスケットの神マイケル・ジョーダンも、名前だけでは映画を救う事は出来なかった。内容がマイケル・ジョーダンと全然関係なくなってしまったのも、その原因なのかも。やはりMJの現役時代を見て無い子ども達には、MJマジックは効かないのか...
(3/25/07:DVDにて観賞)