Cast >> Chris Rock (Richard Cooper), Kerry Washington, Gina Torres (Brenda), Steve Buscemi (George) ....
Director >> Chris Rock
Writer >> Chris Rock, Louis C.K., Eric Rohmer (Original)
Producer >> Adam Brightman, Lisa Stewart
総合ポイント >> 4.5/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 4 Direct >> 5 Music >> 4
I Think I Love My Movie
リチャード(クリス・ロック)は、良い妻であり良き母であるブレンダ(ジーナ・トレス)と結婚し、ビジネスマンとしても成功していた。全てが完璧に見えるリチャードだが、結婚7年目の妻とのセックスレスに悩んでいた。そんな中、友人の元恋人であり、リチャードの憧れだったニッキー(ケリー・ワシントン)が現れて...
IMBDでタイトル見かけてすぐに「私の映画だ!」と楽しみにしていた。何よりもクリス・ロックが製作する映画は全て好き。今回も監督から脚本まで彼が手がけるとあって、非常に楽しみにしていた。前評判が悪くたってぜーんぜん気にする事なく、劇場へ。そしてクリス・ロック・ワールドへ... Ipodを取り替えるシーン等の台詞もクリス・ロックのスタンダップを聞いているかのよう。
運が良い事に私自身もこの映画の設定とほぼ同じ結婚期間。リチャードみたいな悩みはないが、同じシチュエーションなら、私も2人の間でグラグラと揺れる事になるだろう。いや、臆病な私の場合は実際にはする事が出来ず、空想・妄想の世界で激しく動揺するだろう。カッコつけて書くと、理性が勝つ。脳で恋愛する女性と体で恋愛する男性との違いかもしれない。なんて、クリス・ロックの映画で考えると思わなかったので、彼の成長にも驚きが隠せないが、嬉しいドッキリだ。
でもさすが”コメディアン”のクリス・ロック。ドラマとしてのエンディング...というかオチ、そして最後の最後のシーン...というかオチといい、完璧です。ドラマのオチとして、結婚カウンセラーがノートに書く一言... そしてエンディングの不思議な間でのあのオチ。大好きな”コメディアン”に声を大にして言いたい。「私は私のこの映画大好きだと思います!」
(3/24/07:劇場にて観賞)