The Original Kings of Comedy / キング・オブ・コメディ (2000) 116本目
これね、絶対に見るもんか!位に思ってました。劇場で見る機会もあったけど、行かなかった。リチャード・プライヤーが存在する間は誰もコメディの神でもキングにもあり得ない!と思ってました。有り得るとしたら、ステージの王様であるロビン・ハリス位でしょう。意外と頑固なのね、私。しかもなぜこの4人が?位に思ってましたの。いや4人とも才能あって大好きですよ。でもキングじゃないでしょーって事で不貞腐れて見てませんでした。プライヤーがこの世を去ってからもう1年ちょっと立ちました。そろそろ許してもいいかなって事で...
内容は...私が待ち過ぎちゃったせいなのか?爆笑は出来ませんでした。バーニー・マックのもっと面白いスタンダップを見たことあるし、スティーブの絶好調の司会ぶりも見たことあるし、セドリックのもっとキレのいい動き見たことあるし、DLのもっと鋭いスタンダップ見たことあるし... 後、セドリックの動きに特殊効果を加えたのが気にいらない。コメディアンは身体コメディでもあるのだ。そんな特殊効果なんて要らないのがスタンダップコメディ。これはセドリックのせいじゃないと思うけど。
1番面白かったのが、本編ではカットされてしまったDVDボーナス映像の4人のトーク。4人が真面目に80年代のスタンダップコメディとか、リチャード・プライヤーやロビン・ハリスを語る部分が1番面白かったです。何でカットしちゃったのかな?若手のコメディアンはそんなに苦労してるんだと興味深かったです。
あ、大事なスパイク・リー監督に触れてない?ま、後日たっぷりと。あ、そういえばこれもカットされた映像なんだけど、スティーブが「スパイク〜!」と言いながら舞台で走る姿は、萩本欽一そのものでした...
(4点/5点満点中:DVDにて観賞)