SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Don't Play Us Cheap / 日本未公開 (1973)

Cast >> Thomas Anderson (Guest), Jay Van Leer (Mrs. Johnson), Robert Dunn (Guest), Mabel King (Guest), George Ooppee McCurn (Guest), Joshie Armstead (Guest), Frank Carey (Mr. Johnson), Nate Barnett (Guest), Esther Rolle (Miss Maybell), Avon Long (Brother Dave), Rhetta Hughes (Earnestine), Joe Keyes Jr. (Trinity) ....
Director >> Melvin Van Peebles
Writer >> Melvin Van Peebles
Producer >> Melvin Van Peebles, Charles Blackwell, Jerry Weissman

総合ポイント >> 4.75/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 4 Direct >> 5 Music >> 5

Come and get yo' soul food
ハーレムの一室で、20歳になるアーネスティン(レッタ・ヒューズ)のバースデイ・パーティが開かれていた。突然キッチンに現われた見知らぬ若い男トリニティ(ジョー・キーズ)だが、アーネスティンの叔母メイビル(エスター・ローレ)は、パーティに招き入れたが、トリニティは半分とある悪魔になっていたのだったが...

最初から奇妙。さすがメルヴィン・ヴァン・ピープルズと思わせる、不思議で奇抜で面白い映像。「一体なんていう映画なの?」と思っているうちに虜になる。奇抜で飛んだ映像ながら、ニューヨークを十分に感じる映像。狭く天井低い室内に所狭しと洋服が掛かっている。それでも外から部屋が映し出される時には、外の壁にブラウンストーンがうかがえる。そして悪魔の正体は、ニューヨークらしさを悪い意味でも象徴しているように思える。それでいて、70年代は南部から来た人達の影響がまだ残っているようで、人や食べ物にも暖かさが伺える(今も変わってないのかもしれないけど)。それは、エスター・ローレが演じたメイビルに突出している。見知らぬ若者を最初は驚いてお構えなしに叩いて追い出そうとするけれど、理由を聞いてからは、暖かく一緒に祝ってと招き入れる。こんなシーンが、暖かくて面白い。ラストのソウルフードの食事シーンも、その暖かさと面白さがある。

ソウルフードの暖かさと、メルヴィンらしい面白さが意外と見事にマッチしている面白い作品。

(12/30/06:DVDにて観賞)