Cast >> William Marshall (Mamuwalde/Blacula), Don Mitchell (Justin), Pam Grier (Lisa), Michael Conrad (Sheriff Dunlop), Richard Lawson (Willis), Lynne Moody (Denny), Janee Michelle (Gloria) ....
Director >> Bob Kelljan
Writer >> Maurice Jules, Raymond Koenig, Joan Torres
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
ブラキュラの復活
ブードゥー教の教主が亡くなり、次期のボスの座を狙う強欲な息子のウィリー(リチャード・ローソン)のブードゥーの魔術によって甦生したブラキュラ(ウィリアム・マーシャル)。そのブードゥーの才能を生まれもった教主の養子リサ(パム・グリア)が次期の教主に選ばれた。そのリサの力(ちから)を借りて、ブラキュラとしての運命を解放しようとしたブラキュラだが...
前作の「Blacula/吸血鬼ブラキュラ」に比べると、物語性よりもエンタテイメント性が重要視されている。前作にて、ドラマとしてのブラキュラはやりつくされた感があるので、いたし方ないのかも。前作よりもさらにパワーアップして、ホラー映画としての怖さや、映画としての面白さがある。けれど、物語としてのメッセージ性は薄れていて、複雑さや多面性はない。女優パム・グリアの力(ちから)に頼りすぎている部分もある気がする。
ブラキュラの復活は、残念ながら強欲な映画産業に吸い尽くされたようだった。
(12/19/06:DVDにて観賞)