タイラー・ペリー司会の「ブラックムービー・アワード」がTNTにて放映された。
オープニングは、「Great Moment of Black cinema」という事で、タイラー・ペリーがアイク・ターナーになったり、逆にティナ・ターナーになったり、「カラー・パープル」のオプラ・ウィンフィリーになったり、ウーピー・ゴールドバーグになったり、「ため息つかせて」のロレッタ・ディバインになったり... オスカーのパロディと似てましたが、無茶苦茶面白かったです。
式典自体も、1時間半と短いですが、内容が濃くて面白かったと思います。とにかく、司会のタイラー・ペリーが素晴らしかったと思います。
ローレンス・フィッシュバーンが優秀賞を受賞するのは、前にお知らせした通りなんですが、凄かったんですよ。ローレンス・フィッシュバーンが、スピーチで感極まって涙。ビックリしました。というか、まさかフィッシュバーンが感動して泣くとは思ってもみなかったんで、口ぽか〜んと開いてしまいました。だって、オスカーにノミネートされた俳優が、たった2年目のアワード式典で泣くとは思いませんでしたよ。私だけじゃなく、会場全体も「え?」って感じでした。結構熱い男なのかも...と、益々好きになっちゃいました。
それと、メルヴィン・ヴァン・ピープルスが最後の賞「作品賞」の発表で登場。物凄くカッコいいですね。出てきていきなり「Yo, yo, yo」ですよ。帽子の下にはバンダナらしき物を頭に巻いてました。それで、作品賞を発表の前に「今日は、俺が1番の勝者かもしれねーな。昔から無視されてきたんだけど、こうやって夢にまで見た式典に呼ばれて、本当に嬉しいね。ありがとうよ」とコメント。間といい、無茶苦茶カッコいいんだな、このオヤジが。
ちなみに、私がここで予想しているんですが、7戦2勝5敗。最悪な成績です!(涙)
上のツォツィのプレスリー・シュウェニガー君のスピーチが素晴らしかった!そのプレスリーの名前を読めなかったプレゼンターのミーガン・グットが可哀想。っていうか、映画ではあんなに勇ましくてカッコよかったツォツィが、舞台の上では結構普通のおっさんぽかった。まだ20代なのに... あんなギャップを見せられたら、余計にこの映画の演技がいかに凄かったかって事です。共演の女優さんも取って貰いたかったな〜。私はノミネート紹介のツォツィのVTRで泣いた。あのラストシーンが大好き。
成績はこちらで「Winner」の所にありますのでどうぞ。1つはバラしちゃった。ごめんよ。