Kinky Boots / キンキーブーツ (2006)
Cast >> Joel Edgerton (Charlie Price), Chiwetel Ejiofor (Lola/Simon), Sarah-Jane Potts (Lauren), Nick Frost (Don), Linda Bassett (Mel), Jemima Rooper (Nicola), Robert Pugh (Harold Price), Ewan Hooper (George), Stephen Marcus (Big Mike), Mona Hammond (Pat) ....
Director >> Julian Jarrold
Writer >> Geoff Deane, Tim Firth
Producer >> Nick Barton, Peter Ettedgui, Suzanne Mackie
総合ポイント >> 4.75/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 5 Direct >> 43 Music >> 5
ジーンズ姿だと、ハローすら上手く言えない...
チャーリー(J・エドガーソン)は、田舎町で1895年から続く靴メーカーの4代目だった。3代目の父に幼い頃から、靴の作り方や大切さを教え込まれてきた。チャーリーが結婚寸前になって、3代目が亡くなり、チャーリーが工場を継ぐことになったが、工場は倒産寸前の状態だった。家族同様だった従業員達を解雇し始めたが、偶然に会ったドラッグクイーンのローラ(C・イジョフォー)の一言にヒントを得て...
今まで映画でも色んなドラッグクイーンを見てきましたよね。「3人のエンジェル」とか「プリシラ」とか。大体が、男性の姿に馴染めなく悩みドラッグクイーンになる...そして周りからの視線や批判に悩みながらも、自分らしく強く生きる..と言った感じだった。今回も、その路線は崩していない。ローラが悩み苦悩しながらも、自分らしさを失わずに強く生きる姿に、釘付けになる。さらに凄いのが、ローラを演じたキウェテル・イジョフォーの体当たりな演技。女性のパロディ演技じゃない、ドラッグクイーンそのものの姿を演じている。ローラの哀愁漂う台詞が面白い。でも今回は、ドラッグクイーンというのは、サブカテゴリー。主人公は、あくまでも4代目のチャーリー。アメリカが舞台だと、さすがに3代目だ4代目だという老舗の話は作りにくい。日本の職人にも通じる、後継者への困難。そして、跡継ぎチャーリーのやる気のなさ。ローラだけじゃなくって、チャーリーも奮闘しているのが面白かった。
ジーンズ姿じゃ、ハローすら上手く言えないローラが、「キンキー・ブーツ」を履いた時のハツラツと生き生きした姿に、観客はスクリーンのキャラクターと一体化する。
(9/15/06:DVDにて観賞)