Cast >> Martin Lawrence (Malcolm/Big Momma), Nia Long (Sherri), Emily Procter (Leah Fuller), Zachary Levi (Agent Kevin Kennelly), Mark Moses (Tom Fuller), Jascha Washington (Trent Pierce) ...
Director >> John Whitesell
Writer >> Don Rhymer
Producer >> Martin Lawrence, Michael Green ....
総合ポイント >> 3/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
ビックママの家
以前「ビックママ」に変装して捜査していたFBI捜査官のマルコム(マーティン・ローレンス)が、家族の為に捜査の一線を退き、FBIの広報になっていた。所が、世話になった元相棒が操作中に殺された事を知ったマルコムは、家族に内緒で捜査を始めた所、捜査線上に浮かんだ人物の家で、ベビーシッターを募集中と知り、マルコムはまたビックママに変装して捜査に乗り込むが...
今回は、上手いことまたビックママを再登場させ、しかも以前よりも家族向け映画にして家族の大切さを問うテーマにした。マルコム自身の家庭と、捜査に乗り込んだ家庭という2つの家庭があって、観客には比べやすく分かり易かったと思う。けれど、今回のビックママはトーンダウンしていて、メッセージのインパクトを失ったように思える。前作は、ポール・ジアマッティとアンソニー・アンダーソン等が居たせいか、台詞も展開もテンポのいい映画だったが、今回はそのテンポも良くなかった。また前作のように「ビックママ」で黒人文化と笑いを上手くミックス出来てなかったのが、非常に残念。ビックママの家の暖かい雰囲気じゃなくって、お金持ちの家の物理的な映像だったのも、らしさを出せなかった原因だと思う。
別にビックママじゃなくっても...と、ビックママの必要性をあまり感じない映画だった。
(5/12/06:DVDにて観賞)