結論から言っちゃうと、メルヴィン・ヴァン・ピープルスもこんな映画作っちゃうんだなーって思いました。80年代最後とは思えない程に、80年代前半の1982年辺りの匂いがします。肩幅広い皮ジャンとか、有り得ない... でもね、不思議とグイグイと物語にのめりこんじゃいます。本当に不思議な映画です。
説明すると、マリオ・ヴァン・ピープルスが主演・脚本です。父のメルヴィン・ヴァン・ピープルスが監督・出演です。
コメディタッチのSFです。SFじゃーないんですけどね、物語と演出の不思議な所がSFタッチです。さっきから、「不思議」を並べてますが、本当の所はそんなに不思議じゃない。物語にのめり込んでしまうのは、メルヴィンらしいエンタテイメントな演出があるからこそ。そして、マリオの変身ぶりは、本当に上手い。さっきまで物語に居たフランス人、そのもの。
オチが肩パットなのが、最高〜〜〜!他には出来ません。
(4.25点/5点満点中:DVDにて観賞)