題名が「ザ・ゴスペル」だけあって、ゴスペルに物凄く力が入ってます。何と言っても、ゴスペル界のアイドルっていうか、本当に皆から好かれているヨランダ・アダムスの曲「Victory」が映画にあってます。ゴスペル界のサポートが凄すぎますね。フレッド・ハモンドは製作も手がけてるし、ドニー・マクラーキンは俳優として演技しちゃってるし、ゴスペル界の「バリモア家」こと、ワイナンス家からはデロリス・ワイナンスが歌声披露しちゃってる。映画で言ったら、デンゼル・ワシントンとウィル・スミスとジェイミー・フォックスに、モーガン・フリーマンが一緒の映画に出ている感じです。
凄い堅い映画を想像していたんですが、中々面白いジョークもあったりして面白かったです。キューバ・グッティング・ジュニアの弟のオマー・グッティングが中々いい役回り。
男前男優総出演&セクシーなエロ激しいスリラー映画の「Trois」シリーズの監督ロブ・ハーディが監督なので、勝手に主演のボリス・コドジョーのエロ激しい映画を想像していたんだけど、さすがにゴスペルだけあってエロ激しいのはありませんでした。ボリス・コドジョーのゴスペルはイメージからかけ離れすぎてましたけどね。何かいつもと違うなーって思ったら、坊主じゃなかったんですね。違和感ありました。
でも、目にかけてるショーン・ネルソンがまた出ていたので、それだけでオッケーです。少しなのが残念だけど。
マーヴィン・ゲイの娘ノナ・ゲイも出てます。彼女の存在感が好きです。何ていうか、アンジェラ・バセットのような存在感というか... (アンジェラ程の演技派とまでは言わないけれど)お父さんの歌のように好きです。
「アメリカン・アイドル」出身のタマイラ・グレイも出てました。フランク役のアドリス・エルバは、これから有名になりそうな予感。
おっと、長くなりました。
(4.25点/5点満点中:DVDにて観賞)