Cast >> Mark Wahlberg (Bobby Mercer), Tyrese (Angel Mercer), Andre 3000 (Jeremiah Mercer), Garrett Hedlund (Jack Mercer), Terrence Dashon Howard (Lt. Green), Josh Charles (Detective Fowler) ....
Director >> John Singleton
Writer >> David Elliot, Paul Lovett
Producer >> Lorenzo di Bonaventura ....
総合ポイント >> 3.25/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 4
Sweet Revenge
デトロイトで育った4人兄弟。大人になってそれぞれ別の道に進んでいたが、彼等の養母が殺されたのをきっかけに、デトロイトへ戻ってきた。リベンジのつもりで、養母を殺した男を捜していたが、4人は次第にそれが大きな組織が絡んでいる事を知り...
70年代のファンクな音楽をふんだんに使い、内容も「リベンジ」に拘った所を見ると、「シャフト」のリメイクでこけたジョン・シングルトンの「リベンジ」にも思えてくる。デトロイトの寒い冬に設定したのは、寂れた淋しい町の雰囲気は、さすがモータウンを生んだ町、作品の舞台にぴったりだ。ただ映画がそれを越してないのが残念。マーヴィン・ゲイの「Trouble Man」も、ザ・テンプテーションズの「Papa was a rollin' stones」も、映画にはカッコ良過ぎるのだ。
4人それぞれのキャラクターがあるのはいいのだけど、兄弟でも結局は人種毎に分かれてしまった感がある。それは、シングルトンの「ハイヤー・ラーニング」の時と同じ意見なのかもしれない。分かりにくいけれど。
ジョン・シングルトンの本格的「リベンジ」は、もうそろそろ果たされそうな可能性は、感じた。
(12/22/05:DVDにて観賞)