Cast >> Bernie Mac (Percy Jones), Ashton Kutcher (Simon Green), Zoe Saldana (Theresa), Judith Scott (Marilyn), Sherri Shepherd, Jessica Cauffiel, RonReaco Lee, Kellee Stewart, Jill Wagner, Amanda Tosch ....
Director >> Kevin Rodney Sullivan
Writer >> David Ronn, Jay Scherick, Peter Tolan
総合ポイント >> 3点/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
Guess What?
サイモン(アシュトン・カッチャー)は、週末に婚約したばかりの恋人テレサ(ゾーイ・サルダナ)の実家に行く予定だった。所が、サイモンは会社から解雇されてしまい、テレサの父親のパーシー(バーニー・マック)は、厳しいので、無職のサイモンは認められそうにないが...
シドニー・ポワチエやヘップバーン&トレイシーの「招かれざる客」のリメイクとも言われているが、どちらかと言うと「ミート・ザ・ペアレンツ」の方が近い。「ミート〜」に「招かれざる客」の人種の部分だけひっくり返して付け加えただけ。
例えば「招かれざる客」だったら、招く方のヘップバーンとトレイシーの葛藤と、招かれたポワチエの苦悩があって、別に自分をどれかの役に置き換えなくとも、見ごたえがあった。ただ3人の演技を見ているだけでも面白さがあった。
この映画は「ミート・ザ・ペアレンツ」程の面白さもないし、「招かれざる客」程に演技に見ごたえがある訳でもない。それでも、バーニー・マックのお父さん演技は見ごたえがある。ロバート・デ・ニーロの元FBIの神経質なお父さんとは、全く逆の豪快なお父さんも、やっぱり娘には結婚して欲しくない気持が出ていて面白かった。けれど物語が、ありきたりな割りには、肝心なポイントが見えてこない。いや、ポイントは分るんだが、だから?位にしか思えないような内容。もう一練り欲しかった。
(8/10/05:DVDにて観賞)