- 作者: ゾマホンルフィン,Zomohoun Rufin
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
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最近、アフリカと言えば、ボビー・オロゴンになってしまい、そういえばゾマホンって何してるんだろう?と思ってた時に、ブックオフで105円で見つけました。
久しぶりに、1日で一気に読んでしまいました。いや、今までの疑問が載っていて、目から鱗。反省した事もある。
「ホテル・ルワンダ」の映画、ルワンダの知識が無かったので、そのまま受け入れて「いい映画だな〜」って思ってた。(いや、いい映画だとは今でも思う)「ホテル・ルワンダ」の基礎になっている話である、「ルワンダの虐殺」のツチ族とフツ族の事も、ゾマホンに寄れば「元々は同じ民族。ベルギーの支配下で勝手に作られた」んだそう。マジで?と思って、検索してみた。PDFだけど出てきた。
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~tkymh1/lecture04/resume_uchino04S.pdf
3の「ルワンダの歴史の概観」にも、載っていた。同じ民族とは書いてなかったが、ヨーロッパ人がルワンダに着いた時に統治に利用したらしい。
何て調べてみたら、「ホテル・ルワンダ」っていう映画も利用されている気がしてきた。結局、こういう根本的な大事な部分が欠けていて、フツ族ばかりが残虐に見えてしまっていた。
そればかりじゃなくって「ベニンでお年寄りが亡くなるという事は、図書館が一つ無くなるようなものだ」っていう言葉、いいね。
他にもマザーアースなアフリカ(久保田利伸チックでごめん)が垣間見れて面白い。
(4.5点/5点満点)