心情的には、軽〜〜〜いコメディが見たかったんだけど、レンタル屋に行った時に、目に飛び込んできたのが、この重そうなDVDだった。
サブタイトルが「Resurrection(よみがえり)」なんてついているけれど、このドキュメンタリーを見ていると、「やっぱりトゥパックは死んじゃったんだな」って思わせる内容。彼が殺された時の事を今でも昨日のように覚えている。日本では、今ほどラップがポピュラーじゃなかったから、日本ではあんまりニュースにならなかった。MTVジャパン位じゃないかな、沢山そのニュースを流したのは。アメリカの友達にニュース記事をファックスしてもらって、涙を流した。
でも、やっぱりどこかで「まだ生きてるんじゃないか」って、心の片隅で信じていた。キューバ生存説とか、「嘘だろ」と言いながらも、信じたい自分がいた。会った事も、特別彼のファンだった訳でもないのに、そんな自分がいる。
トゥパックは、どこか特別。今まだ彼が生きていて、新しい音楽を作っていたら、今の音楽は全然違うんじゃないかって思う。何しろ彼の映画が見れないのが悲しい。
何かが...誰かが彼を殺した。まだ犯人は捕まっていない。ブッシュ暗殺未遂の男は、あんなに不特定多数が集まる場所でも捕まったっていうのに。トゥパックが言うように、頭使って考えたい。
またいずれ映画感想でじっくりと。
(5点/5点満点中:DVDにて観賞)