Cast >> Anthony Anderson (Malcolm King), Donald Faison (Andre), Loretta Devine (Miss Gladys), Kellita Smith (Renee), Jay Mohr (Corey), Regina Hall (Peaches Clarke), Charlie Murphy (Herb Clarke), Nicole Ari Parker, Leila Arcieri, Roger R. Cross ....
Director >> Jeff Byrd
Writer >> Wayne Conley
Producer >> Jeff Byrd ....
総合ポイント >> 3/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
Anthony Anderson's Ransom
マルコム・キング(アンソニー・アンダーソン)は、大企業の最高責任者。しかし、家庭となると無責任。お金に目が無い妻レーネと別れる為に話し合い中。強引で口の悪いマルコムは、会社の中でも嫌われている。そんな彼を助けるのは、秘書のミス・グラディス(ロレッタ・ディバイン)と、愛人のピーチーズ(レジーナ・ホール)だけ。多額のお金を要求してきたレーネ。払わないとならなくて、切羽詰ったマルコムは、TVでローカルニュースを見ていて、自分自身を誘拐して身代金(Ransom)をレーネに要求する事を思いつき...
笑える所は沢山ある。素晴らしい役者が揃っている。けれど、高得点をつけるのは難しい。アンソニー・アンダーソンに期待し過ぎたのか... 今までのアンダーソンの仕事を考えると、最高のコメディが生まれてもなんら不思議ではない。彼には、主役を務めるだけの風格も才能もある。きっとこの映画で失敗したのは、そのストーリーだろう。面白い台詞、面白い演技だけでは、面白い映画は生まれない。チャーリー・マーフィの強面、脅しキャラが、彼が「シャペル・ショー」に出た事で、熟練してきたとしても、ロレッタ・ディバインが、「白人の女達が、私達のNBA選手達を見つめてるように、貴方達を見てるから!」と警察に怒鳴る最高なシーンがあっても、やっぱり面白いストーリーがあってからこそ、面白い映画になる。
あんなに面白かったアンソニー・アンダーソンが「Scary Movie 3/最‘狂’絶叫計画」以来、何かに取り付かれたように面白さがない。Ransom(買い戻し金)払って、また彼が面白くなるなら、払いたい位だ...
(6/17/05:劇場にて)