- 作者: 秋葉忠利
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1989/01/20
- メディア: 新書
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アマゾンでこのカバー写真がないのが残念。
本屋で探している時に、とりあえずタイトルが気になったので、カバーを見ると... 上のような絵だったんです。なんだ!このアングロサクソンな感じは!と、思わず買った。アメリカ人との付き合い方を教えてくれるなら、教えてみろ〜!と、イジワルな感じで読んでみたけれど、結構面白かった。
今となっては、アメリカにホームステイするのは、お金さえあれば簡単。所が、この著者は1959年に、高校生としてホームスティをしているのだ。しかも、飛行機じゃなくって、船でアメリカ入りしている。今では、多くの日本人がアメリカを訪れ、住んでいる。そして多くの人々が、ブログやウェブ日記でそのアメリカの生活ぶりを紹介しているが、さすがに1959年にアメリカを訪れた著者との違いは歴然。とまどいや疑問等を、率直に書いていた。AFS留学生として訪れたアメリカは、表紙のようにアングロサクソンの世界。線路で二分された「ロングサイド・オブ・トラック」という現状に、疑問を持ったり、マーティン・ルーサー・キングやケネディ大統領等をセンチメンタルに考えたりもしている。その1959年から30年経った1989年に創刊。
著者は20年近くアメリカで生活した後、日本に戻って広島・長崎の核問題プロジェクトに参加して、今現在は広島市長をしているとの事。
ポイント→4点/5点満点中
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1111133017920/index.html