Cast >> Bernie Mac (Stan), Angela Bassett (Mo), Michael Rispoli (Boca), Brian J. White (T-Rex), Ian Anthony Dale (Fukuda), Evan Jones (Fryman), Amaury Nolasco (Minadeo), Dondre Whitfield (Skillet), Paul Sorvino (Gus Panas) ....
Director >> Charles Stone III
Writer >> Eric Champnella, Keith Mitchell ....
総合ポイント >> 4.5/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 5 Direct >> 4 Music >> 3
心に安打。
ヒット3000本という記録を残して、野球殿堂入りを狙っているスタン。いつも言葉が過ぎるし、態度も横柄。子供のファンにだって容赦しない。そんなスタンだが、なぜか地元の人気者。そして、いつも上の空のボカだけが、彼の理解者。念願のヒット3000本を記録した日に、勝手にチームから引退してしまう。後は、野球殿堂入りの知らせを待つばかりだと思っていたが、なんと3000本まで3本足りない事を知らされた。スタンは、元チームに復帰をするが...
バーニー・マックの当たり役。ふてぶてしいベテラン野球選手には、ぴったり。ふと「Celtic Pride/タンク・ブラザース」を思いだした。でも、大きく違うのが、監督のチャールズ・ストーン3世の新しいセンス。アメリカのスポーツ好きのオヤジ達に、馴染みのあるスポーツ番組が多く登場する。しかも、その演出がストーリーにぴったりで、スポーツ老舗チャンネルESPNのニュースを入れても、しっくりくる。しかも、この作品のヒロインであるアンジェラ・バセットがそのESPNのキャスターであって、そのキャスターのトピックがあるのも興味深い。
そして、日本人選手は、すっかりアメリカ野球の顔なんだなーと思わされる。日本から来た選手も登場、しかもイチローのような真面目な選手。ただピッチャーという設定だったが。そして英語が苦手という設定は、日本人には、じれったい。
この映画の一番のヒットは、主役のスタンと友達のボカの会話。「俺と結婚したいか?」と言えば「20年間、その台詞待ってたけど、今はどうかな」。絶妙でたまらない。
他にも印象深い台詞が多くって、心にヒットする映画。
(4/19/05:DVDにて観賞)