何度も書くことになって、かなりウザイけど、最後にやっぱり書きたい。クリス・ロックの「ゲイじゃない黒人男性はオスカーなんて見ない」発言。
うちのオヤジにオスカーの話しをしていた。やっぱり興味無さそうなので、「クリス・ロックがそういってたよ、クリス・ロック当たってるねー」なんて、上の発言を話したら、オヤジは大きく頷いて「それってさ、あの人達の事言ってんでしょ?」って言った。
目から鱗。
そうか、そうだったのかー!と、自分の浅はかさに情けなくなった。私は、そのまま黒人男性はオスカーを見ないと意味を捉えていた。
あの人達とは、白人の事。クリス・ロックは、別にゲイの事を言っている訳でも、ゲイの黒人を事を言っている訳じゃなかったのだ。アメリカの短い歴史の中でも、奴隷の長い歴史がある。ゲイじゃない黒人男性じゃない人々は見ない=白人の男性は見るって事だったんだ。
その発言を裏付けできるのが、クリス・ロックが前に言っていた。「オスカーは、まるでホワイト・ミリオン・マーチだ」っていう発言。ブラック・ミリオン・マーチは、もちろんキング牧師時代や、映画「ゲット・オン・ザ・バス」でも有名。オスカーには、白人の人々しか出てこないとの意味。
オスカーの司会、どうなるんでしょうか??楽しみです。今度は、もうちょっと考えてロックのジョークを楽しみますわ。
新しくアカデミー会員になった、苦悩のキース・デイビス秘話とかあったんだけど、時間ないので、また今度。