聞かれてムカつく事がある。旦那がアメリカ人だと分かった瞬間に必ず日本人に聞かれる事。
「じゃ、英語が出来るんですね!」
と、聞かれるというより、半ば決め付けられる。性格ヒネクレ〜の私は、ムカつくので
「えぇ〜〜」
とさらりと髪をなびかせ爽やかに答える。きっと向こうは「そんな事ないですよ」っていう、日本人独特の謙遜な答えを待っていたと思う。
「英語が出来る」っていうのには、きっと「英語がデキル」という含み言葉が隠されている気がする。私が言う「英語出来る」は、同時通訳している人並に「デキル」訳じゃないんだけどね。病院とか書類関係を1人で済ませる事は出来るけど、何言ってるか分からない時だってある。けれど、「それって何ですか?」って聞きなおす事は出来る。
「じゃ、英語が出来るんですね!」は、かなりイジワルだと思うのだ。どの程度「出来た」ら、「デキル」と見なしてくれるんでしょうか?