映画「リーサル・ウェポン」で知られる米俳優ダニー・グローバーが25日、スーダン西部ダルフール地方の人道危機を受けた抗議活動で逮捕された。
ダニー・グローバーの逮捕記事を見た。「らしいな」って思った。今でも70年代の頃の熱い精神で、自分だけの為じゃなく、世界の平和の為にがんばってるんだろう。(何て書くとスーパーヒーロー的だけど)
70年代にちょうど大学生活を送っていたグローバーは、学生運動の中心で活動していた。ブラックパンサーが活発に活動していたサンフランシスコの大学に通っていたグローバー。近年は、国連大使としても活動している。「humanitarian(博愛主義者)」の言葉が良く似合う人。
なぜか彼が出演する映画は、あまり彼の私生活を感じさせない。日本の映画ファンにおける彼の代表作といえば「リーサル・ウェポン」だろう。彼が演じたマータフ刑事からは、ブラックパンサーで活躍していたような風格は伺えない。
けれど、彼がプロデューサーを務めた映画には、学生運動で活躍していただろう人の影を感じが伺える作品が多い。(「To Sleep with Anger」や「Freedom Song」等、日本では公開されている作品が少ないが...)
確か80年代終わりか90年代始めにタクシーの事を文句言って、話題になり、この前のレーガンの訃報の時に発言した事でも話題になった。
また、こういう彼の性格から、主要の賞のノミネートとか受賞がないのかも。優れた俳優なのに。
最近、自分の貯蓄ばかり気にしている有名人が多いような気がするし、自分の意見を言える有名人って少ないから、貴重な存在かもしれない。また自分の信念で行動(←が大事)が出来る大人も有名人ならず、世の中少なくなってきたので、見習いたいところ。私みたいに、ブログのようなネットの世界で文句言ってるだけじゃ駄目なのかも。