- 作者: ジェ-ムス.M・バ-ダマン,森本豊富
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/06/16
- メディア: 新書
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南部好きにはたまらない一冊。
(5点)
これを機に読んでみました。ローザ・パークス本人が語っているかのような、やわらかい文章でついつい没頭。私にしては珍しく1日で読み終わった。その位面白い。
やっぱり「疲れていた」から席を動かなかった訳じゃないんです。起こるべくして起こった出来事。あの時のバスの運転手とは、確執があったとは... また、旦那さんの影響で活動家の道に入ったとは... 私たちが知らなかった(知らされなかった?)事実が沢山です。
かなり興味深い内容。お勧め。
ローザは残念ながら亡くなってしまったけれど、こうやって本を読む事で彼女の意思がどんどん橋渡しされる。
(5点)
「ブラック・ミュージック・レビュー」の読者だったので、彼女の名前は4コマ漫画で知っていた。みんなに顰蹙かうかもしれないけれど、その漫画イマイチ好きじゃなかった(素直過ぎでゴメンナサイ)。でもやっぱり、彼女の訃報には悲しんだ。その時に小林雅明氏と結婚していた事をしって驚きました。
アフリカに対しての素直な感想が面白い。その旦那様ともアフリカ旅行を楽しんでたんだね。アフリカの問題にも素直。素敵な人だったよね。残念。
(3.5点)
怒涛のように本読んでたんです。でもすっかり書くのを怠っていたので、一気に書きます。
ね、ブルースにハマリまくってるでしょ?私みたいな初心者にも読みやすい本でした。この本のお陰で私が好きな自分なりのブルースが分かってきた感じ。
ジョン・リー・フッカーとBBキングのインタビューの違いも面白い。ジョン・リー・フッカーなんてかなりいい加減。でも、ちゃんと真剣には答えてるけれどね。「インタビューなんて聞いてない!」とか言っちゃう感じが、余計に雰囲気あるね。
そういえば、BBキングがU2と一緒に来た時、かれこれ20年前ですか?に、高校生だった私は初のボーイフレンドと一緒に見に行って、BBに「バイバイ」してもらって喜んだのをよーく覚えてます。あの時の彼も結婚したかな... 本読んで思い出したせいか、その彼がこの前夢に出てきたんだよね。←ブルースですな。
(4点)
1990年に発売された本なので、情報が古いのが残念。内容もサンプル問題についてが多い。
著者の1人は、白人でハーバード大で大学院生だという事で、ラップを聴く事になぜかコンプレックスを感じているような文章が多い。「そんな俺だけど、ポップなトーン・ロックには興味ないけど、シリアスなパブリック・エナミーを聴いてるぜ」みたいな、意味不明な言い訳に聞こえる部分もある。別に、言い訳なんて必要ないのに。黒人の人々って、そんな堅苦しくラップを聴いているようには思えないんだよねー。音楽って堅苦しく聴いちゃうと、面白くない。
それでも、なるほどねーと思える所が幾つかあったので、面白かったと思う。
(3点/5点満点中)
映画権買って、映画化したい位です。読んでいると、勝手にキャスティングして映画だと想像して読めてしまう作品。それ程までに、物語が豊かでした。子供の頃から成功して活動家になるまで、本当に面白い。ニプシー・ラッセルが亡くなられた時にも書いたが、その当時の彼らも垣間見られるのが、いい。
映画化したいねー。ディック・グレゴリー役には、デイブ・シャペルかな。クリス・ロックでもいいや。
そんなディック・グレゴリー氏は、昨日がお誕生日だったんだ。73歳、おめでとうございます。